英語学習は何のため?

Blog

学校での英語の授業改革が進み、大学入試でも英語の試験の在り方が今後大きく変化していくという。
そのためか英語学習に関する話題が飛び交う昨今。
その情報はどちらかというと不安や焦りを煽るような内容が多いように思います。

英検の3級以上、TOEICやその他の英語能力検定資格を持っていたら大学入試の英語の試験が免除されるとか(高3の4~12月の間に取得した資格のみ使用可能だそうです)。
私自身TOEICの4技能(読む、書く、聞く、話す)能力検定を受けたことがありますが、英検などこういう能力検定を受けた人ならわかると思うのですが、主に過去問を繰り返し練習していれば大体の点数は取れてしまうのです。
資格を持っているから話せるのか、聞けるのかと言われれば『う~ん?』となってしまうのではないかな、面接だって決まりきったことしか聞かれないし話さないですしね。

この大学入試改革の英語に関しては何が目的なんだろう?と思ってしまいます。
グローバル化に伴い英語でのコミュニケーションが出来るようになるのが目的ならば、このような試験システムでは目的は一向に達成できないような気がします。
日本人の場合、話せるようになるために英語を!というよりかは大学に入るために必要だからとりあえず合格ラインを資格で持っておけみたいな感じになりそうです。

赤ちゃんの様子を見ていて思うのは言語取得のプロセスは 聞く→見る(話している口元を)→話すを繰り返して会話になっていきます。実体験が伴い少しづつ発達しあるとき急激に進化する(急に二語文、三語文、会話ができるようになる)。
ですが今の英語教育ではその実体験が乏しいまま、急激な進化を求められていると感じます。

次男はもうすぐ8歳になりますが、最近よく日本語の単語の意味を聞いてきます。
例えば、『おおげさってどういう意味?』とか『囚人ってどういう意味?』とか耳に入ってくる単語で分からない言葉を質問してきます。
我が家では英語でテレビも見たりするのですが、英語でも同じ、分からない単語があると質問してきます。
このプロセスを繰り返してボキャブラリーが増え(日本語でも英語でも)会話の質が向上していくのだなと感じます。

(大げさの意味分からないの!?)と、最近こういう何気ない日本語の意味を聞かれることが多くって、次男の日本語能力歳相応に身についてない??とちょっと不安。長男は読書好きなので自然と色んな単語を覚えていったのでしょうが、次男は本を読まない見るだけなのであんまり日本語のボキャブラリーが増えていかないのかな?
やっぱり読書って大事ですね!

ちょっと脱線してしまいましたが、話を戻すと何のために英語を学習するのかという根本的な目的を見失わないようにしないと日本人の英語スキルも向上していかないと思うのです。
大学入試に必要だからというだけでは、大学合格は出来ても英語を使ってグローバルコミュニケーションは出来るようにならないのではと思います。

英語学習は頭を使うんじゃなく感性を刺激しながら習得するのが良いと思うのです。
(聞く話す)よりも、コミュニケーション重視。だって言語は相手と話すために意思疎通するために存在するから。
英語がわからなくても、英語を話す人と共に過ごす(遊ぶ)(何かを習う)英語を習うのではなく楽器や料理やスポーツその他を英語をコミュニケーションツールとして習う。
そうしていくうちに実体験としての英語スキルが身についてきます。行動と言語がリンクするとしっかり頭にも耳にも心にも残ります。
そういう環境が教育現場や社会で少しづつでも増えていくといいなと思います。

うちの息子たちはバイリンガルではありません。
長男は生後3か月から次男は6か月から日本の保育園にお世話になりました。
一日の大部分を親ではなく保育園の先生やお友達と過ごす中では日本語能力を発達させることが自然だったのでしょう。
加えて東京に住んでいた時は、夫も会社員で子供が起きている時間に家にいることはめったになかったので英語を聞く話す必要もなかったですしね。
日本に住んでいるのでまずは日本語を歳相応に使えるようになってほしいと私は思っていたのであまり英語を話させることを重視していませんでした。

なんですが!人間は必要に応じて能力を身につけてきた生き物。
ウェールズに帰省したり、あちらからおじいちゃんおばあちゃんが日本に来てくれたり、日本人以外のお友達家族と交流したりする環境からか必要な時には英語をコミュニケーションツールとして使っています。
もちろん英語能力は歳相応ではありませんが意思疎通は出来ているので問題はなさそう。
特に長男は英語を聞く耳は育っているなとうすうす感じてはいましたが、話すのも必要であれば自然と出来るようになっていました。特に英語を話させることに力を入れていたわけではありませんが英語が必要な環境が所々にあったという経験が必然的に英語を学習していったのではないかと思います。

そうなると親の欲も出てきて、『じゃあ家の中の言葉を英語にしよう!』と提案したら、、、あっさり『いや、ここ日本だから。日本人だし。』とクールな反応。『イギリス行ったら話すようになるから。』だそうです。

次男に関しては英語よりも日本語のボキャブラリー絶賛収集中なのですが、彼に関しては言葉なんて関係なくグローバルに渡り歩けるマインドを持っているので、アフリカだろうがアマゾンだろうが中国奥地の秘境だろうがどこでも生きていけることでしょう。
次男のその性格は本当に生まれ持った財産だと思います。
イギリスでもベルギーでもドイツでも自分から他人(色々な国の人たち)に何かを聞いたり、相手が子供だったら遊ぼうと誘ったり、何語を話してるか分からないけれど緊張することなくナチュラルで楽しそうに日本以外でも過ごしてます。

英語学習は(英語でなくても他言語学習は)その言語をツールとして世界中の人と友達になれるチャンスを広げることだと思います。
それが自分の世界を広げることにも繋がりますもんね!

息子たちに関しては私の方には親族ほぼいないので、いとこたちもウェールズだし、将来的には英語はマストだと思うのですが、
本人たちのペースに任せて良いかなと思ってます。
まずは中学生になったら兄弟二人でウェールズまで旅できる程度の英語力とコミニュケーション能力を身につけて欲しいと願います。

タイトルとURLをコピーしました